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103万の壁と130万の壁は全く別もの

立憲民主党は「年収の壁の中で『130万円の壁』が最も負担が大きい。働き控え対策という意味では、税負担に関する『103万円の壁』と『130万円の壁』とをセットでやらないと実効性がない」と述べました。

 

103万円は所得税計算で世帯主の扶養に入れる金額。
学生が働いてこれを超えると、親の扶養から抜け、(親は)扶養控除が受けられなくなり、(親の)所得税が増える。
国民民主はこの金額を上げて、学生のいる世帯の手取りを減らさないようにしようとしている。

130万円は社会保険の扶養に入れる(第3号被保険者になれる)金額。
第3号被保険者とは、第2号被保険者(70歳未満の会社員や公務員など厚生年金の加入者)に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者。
130万円が関係してるのは、第2号被保険者の扶養に入っている第3号被保険者のみ。
そして、第3号被保険者の多くは専業主婦や社保の扶養内で働く人がほとんどです。

よって、103万の壁と130万の壁は全く別もの。

そもそも、働き控え対策で社保の130万円を持ち出すこと自体が時代遅れ。
話してをごちゃごちゃにして皆を混乱させようとしているのか、それとも、立憲民主の皆さんが理解されてないのか…

 

家族(世帯)の状況はそれぞれです。
ひとり世帯、ふたり世帯、子育て中の世帯、学生のいる世帯、、、

何れにしても、惑わされず、自分で調べて考えて、働き方を選べば良いと思います。

 

 

※イラストはイラストACからお借りしました

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社保加入要件、週20時間以上

厚生労働省は8日、サラリーマンに扶養されるパートら短時間労働者が加入する厚生年金の要件を「労働時間週20時間以上」に一本化する方向で調整に入った。

賛否両論あると思いますが、健康保険・厚生年金保険に加入したくない場合は、労働時間を週20時間未満にすれば良いだけです。

今までは、時給1,000円×週20時間×4週=80,000円

これからは、時給1,000円×週18時間×4週=72,000円

時給の高い職場なら、時給1,100円×週18時間×4週=79,200円

一時的に収入は減少しますが、子どもが大きくなるなどして働ける時間が増える時が来るかも知れません。

無理に長く働くよりも、可能な範囲で働いて自分や家族の為に時間を使った方が良いと考える人もいるでしょう。

社保に加入して将来の年金を増やしたいと考える場合は、労働時間や月額を気にすることなく働けます。

人それぞれ事情があり働き方も違ってきます。

「壁」が無くなれば働き方を選べるようになります。

 

ただし、保険料率も見直してほしいです。

栃木県の場合、健康保険料9.79%、介護保険料1.6%、厚生年金保険料18.3%

個人負担は半分になるので、40歳以上の場合、(9.79+1.6+18.3)÷2=14.845%

単純計算で、月額10万円で14,845円の保険料となります。(実際は等級ごとの保険料になります)

同額を雇用主が負担することになり、雇用の問題も出てきます。

高い、高すぎる。

だからみんな社会保険料を払いたくないし、社保加入のない労働者雇用を考えるのだと思います。

 

社会保険の第3号被保険者は今の時代に合わなくなり、いずれ廃止になるのでしょうか。

第3号の位置付けが無くなった場合、納付義務が生じた方は現在の第3号被保険者との間で不公平を感じるでしょう。

子育てや介護などで働けない方もいます。

子育て支援と言う名の給付・手当よりも、子育てをしている家庭の負担を減らすことが重要だと思います。

お財布に入ってくるお金はうれしいですが、お財布から出ていくお金はそれ以上に嫌なものです。

社会保険の第3号が無くなってもそれに代わるものは用意してほしいです。

全ての方にとっての平等・公平を求めるのは難しいですが、歩み寄り、納得できる社会になるといいと思います。

 

あと、健康保険料に含まれる「後期高齢者医療支援金(特定保険料)」は今すぐにでもなくしてほしいです。

こんなにも税金、保険料の負担があると景気は上がらないです。

 

 

※イラストはイラストACからお借りしました

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メール管理

昨日、メールが届かないことに気が付きました。

原因は、スマートフォンから写真を大量に送っていたため、メールボックスの容量が足りなくなっていました。

写真を送信した都度、受信→フォルダに移動→メールを削除していたので大丈夫だと思っていたら、設定の「[削除済みアイテム]から削除されたら、サーバーから削除」にチェックが付いてませんでした。あらら・・・

「[削除済みアイテム]から削除されたら、サーバーから削除」にチェックを付け、メールボックスの容量も増やしました。もちろん、追加料金の発生しない範囲です。

 

※イラストはイラストACからお借りしました

投票イラスト

衆議院選挙(2024)が終わって

衆議院選挙の投票・開票が終わりました。

結果について個人の感想です。

自民党・公明党で過半数に届かず、落ちるべき候補者が落ちたという感じです。

立憲民主党は、自民党批判の受け皿にはなったようですが、新たな支援者獲得には結びつかなかった印象です。国民は前回のような政権交代は望んでいないと見えます。

維新の会は、あっちに寄ったりこっちに寄ったりで信念がないように見えます。政策ではなく、野党第一党が目的になっていたので、伸びなかったのだと思います。

そういった意味では、立憲も「自公の過半数割れ」と「政権交代」だけが目標になっていました。今に至っても政権交代を叫ぶだけでは、もう騙されません。

 

国民民主党を応援していました。今回の結果を見て、同じ考えの人が多かったようです。

『賃金が上がっても、税金や社会保険料負担がそれ以上に上がって手取りが増えないと持続的な賃上げが実現できない。政治の役割は国民のふところを豊かにすることであり、手取りを増やす経済政策をしっかり進めていきたい』

最低賃金を上げるだけではダメなんです。他の党はそれが分かっていないから、賃金を上げることばかり言います。

どんだけ働いても、所得税、住民税、健康保険・年金保険料で多くが持っていかれます。

未だに給与所得控除と基礎控除合わせて103万円って、おかしな話です。やっとそれを言ってくれる人(党)が現れたのです。

 

こういう話になると、国の税収が減るという人がいますが、それは別の問題です。

高所得者ほど恩恵が大きくなるという人がいます。不公平だと。今も不公平なことはたくさんあります。低所得者、非課税世帯への給付も不公平です。控除額が拡充すると言うことは、自分の所得が増えた時、この恩恵にあずかれるのです。

あれはどうなんだ?これはどうするんだ?と言う人もいます。あれもこれもという人がいるからいつまで経っても話がまとまらないんです。先ずは「手取りを増やす」と言うことだと思います。

 

自公は過半数割れ、立憲単独で政権は無理。

国民民主党は今の立場を上手く利用して、党が掲げる政策を自民党に邪魔されずに実現してほしいです。

 

 

※イラストはイラストACからお借りしました

白米と玄米イラスト

コメの価格

電気、ガス、食品など物価高騰が止まりません。頭が痛いです。

ここからはお米の話です。

夏のコメ不足からコメ価格が上がっています。
新米が出回り始めた頃は、この位の価格上昇は仕方がないか…と思っていました。

今までは需要と供給のバランスが取れていたのでしょう。
どちらかと言うと供給量の方が多かったのかな?
他の食品に比べて米の価格はあまり上がっていないと思うのです。

今年の春頃、5年産の収穫量減による米不足の心配が報道されていました。
それでも、店頭には十分な米が並んでいたので「コメ不足」の危機感はありませんでした。

8月に入った頃もまだ店頭にありました。
それが、8月8日の地震の後、コメは店頭から消えて行きました。

新米が出回るまで麺類を増やしたりしてどうにか過ごしました。

9月中旬、通販で無洗米5キロを注文しました。送料込みで¥3,100でした。
9月下旬に届きました。美味しかったのでまた注文しょうとしたら、数百円の値上げ、おまけに注文殺到のため無洗米の注文は停止になっていました。

他を探しましたが、どれも高い…。

金芽米(ブレンド米)を見つけたので注文しました。5キロで送料込み¥3,200ほどでした。
金芽米は初めてだったので届くのが楽しみでした。
注文した翌日、そのオンラインショップから「近々値上げします」とのお知らせがありました。
さらに、定期便の注文は一時停止中。
ショックです。

コメの取り合いで価格が上がっているのだと思います。

景気は“気”のものと言いますが、何もかも高騰していては、気も滅入ります。

 

2024.10.30 追記

注文した金芽米は、ブレンド米の一番お手頃価格なものですが、美味しかったです。値上がりする前にもう一度注文しました。

 

*イラストはイラストACからお借りしました

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今月の電気料金

7月3日~8月2日までの31日間の電気料金のお知らせが届きました。

思わず、えっ!っと声が出てしまうほど高い。

政府の補助金は6月検針分で終わっており、燃料調整費+再エネ発電促進賦課金で約1万円…

 

ホント、恐ろしい…

 

 

*イラストはイラストACからお借りしました

子供のいる家族イラスト

東京への一極集中=地方の少子化

「東京への一極集中が少子化対策において有害である」と、46道府県の知事は言っています。

そんなことだから、地方創生や地方の女性人口確保策の一環として、結婚のために都内から地方へ移住した未婚女性に対し最大60万円を支援する制度を新設…なんてことを考えるのだろう。

国内の人口移動はその人の自由です。

では、どうしてそこに行く(居る)のか。

やはり、「仕事があること」が一番ではないでしょうか。

きれいなオフィスで働くのが好きな人もいれば、酪農が好きな人もいます。

人それぞれです。

人口は減少し、結局、地方は住民の奪い合いです。

選ばれる場所になる努力をするのが知事の仕事では?と思います。

人口減少により自治体として成り立たないのであれば、市町村合併もやむを得ず、消滅も自然のことです。

 

 

*イラストはイラストACからお借りしました

子供のいる家族イラスト

パートの社会保険加入と扶養の範囲

各都道府県の今年度の最低賃金(時給)の改定額が公表されました。

賃金が上がり所得が増えるのは良しですが、「社会保険上の扶養」と「税制上の扶養」の見直しはないのでしょうか。

特に、社会保険上の扶養について、今後の方針をきちんと決めるべきです。

じわじわと騙すように社会保険加入を増やしてい行く、また、第3号被保険者を悪とする世論誘導で第3号を排除しようとするのは変です。

社保加入によるメリットをアピールするのなら、所得のある人は堂々と加入させ、その代わり、育児や介護などで働くことの難しい人は、扶養の範囲とします。

育児、介護などの理由がなく社会保険に加入していない人は、個別に国民年金保険料、国民保険料を負担してもらえばいいと思います。

 

社保加入によって手取りが少なるのは、賃金が物価上昇に追い付いていない、保険料負担が高すぎるなど、それはまた別の問題です。

 

 

*イラストはイラストACからお借りしました

貯金箱

ポイント投資

日経平均株価は今週、乱高下が激しかったですね。

≫5日に史上最大の下げ幅(4451円安)を記録

≫6日には史上最大の上げ幅(3217円高)を約34年ぶりに更新

≫7日には一時、前日終値を挟んで乱高下し、変動幅は2100円超に達した

 

今日久しぶりにポイント投資の運用利益を見たら、当然下がってます。

でも、全体ではまだ利益が出ている状態でした。

また上がるのを待つだけです。

 

*イラストはイラストACからお借りしました

ひまわり、麦わら イラスト

“雷三日”と“梅雨明け十日”

「雷三日」とは、

一度、寒気が流れ込んでくると、抜けるまでに3日くらいかかり、雷も3日くらいは鳴り続けるという意味。

 

「梅雨明け十日」とは、

梅雨が明けた直後は、太平洋高気圧の勢力が強く、10日間くらいは安定した晴天が続くというもの。

 

最近は、梅雨明け十日が当てはまらないと感じます。

梅雨が明けても不安定な天気が多いです。