公金受取口座登録制度が始まります。
公金受取口座登録制度は、金融機関の預貯金口座を一人一口座、給付金等の受取のための口座として、国(デジタル庁)に登録する制度です。
公金受取口座の登録は義務ではありませんが、児童手当、年金、所得税の還付金等の給付金を早く受け取ることができるようになります。
間違えてはいけないのが、預貯金口座へのマイナンバーの付番(預貯金口座付番)です。
これは、金融機関へマイナンバーを届出する制度であり、公金受取口座登録制度とは異なるものです。
預貯金口座に付番することによって、将来的には、相続時や災害時に、一つの金融機関の窓口において、マイナンバーが付番された預貯金口座の所在を確認できるようになるそうです。
公金受取口座登録
・給付金等の受け取りのための口座
・国(デジタル庁)に登録
・児童手当、年金、所得税の還付などに使われる
預貯金口座付番
・金融機関へマイナンバーを届出する制度
・公金受取口座登録とは異なるもの
・マイナンバーが付番された預貯金口座の所在を、一つの金融機関の窓口で確認できるようになる
※イラストは「イラストAC」からお借りしました。