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衆議院選挙(2024)が終わって

衆議院選挙の投票・開票が終わりました。

結果について個人の感想です。

自民党・公明党で過半数に届かず、落ちるべき候補者が落ちたという感じです。

立憲民主党は、自民党批判の受け皿にはなったようですが、新たな支援者獲得には結びつかなかった印象です。国民は前回のような政権交代は望んでいないと見えます。

維新の会は、あっちに寄ったりこっちに寄ったりで信念がないように見えてしまいます。政策ではなく、野党第一党が目的になっていたためだと思います。

そういった意味では、立憲も「自公の過半数割れ」と「政権交代」だけが目標になっていました。今に至っても政権交代を叫ぶだけでは、もう騙されません。

自民党に話を戻しますが、今回の選挙の責任は誰か、という話題が出ます。石破自民党総裁と執行部の責任だという報道もされていますが、私が思うには、ここまで自民党の信頼を落とした岸田前首相の責任が一番重いと思います。不記載をめぐる一連の対応はすべて岸田さんの責任です。派閥の解消で誤魔化さず、衆議院を解散して不記載議員に対しては選挙で審判を仰ぐべきだったと思います。それができない岸田さんは、次の自民党総裁にその役目を押し付けたのです。自分が総裁の選挙で負けたくないからとしか思えません。

 

国民民主党・玉木代表を応援していました。今回の結果を見て、同じ考えの人が多かったようです。

『賃金が上がっても、税金や社会保険料負担がそれ以上に上がって手取りが増えないと持続的な賃上げが実現できない。政治の役割は国民のふところを豊かにすることであり、手取りを増やす経済政策をしっかり進めていきたい』

最低賃金を上げるだけではダメなんです。他の党はそれが分かっていないから、賃金を上げることばかり言います。

どんだけ働いても、所得税、住民税、健康保険・年金保険料で多くが持っていかれます。

未だに給与所得控除と基礎控除合わせて103万円って、おかしな話です。やっとそれを言ってくれる人(党)が現れたのです。

 

こういう話になると、国の税収が減るという人がいますが、それは別の問題です。

高所得者ほど恩恵が大きくなるという人がいます。不公平だと。今も不公平なことはたくさんあります。低所得者、非課税世帯への給付も不公平です。控除額が拡充すると言うことは、自分の所得が増えた時、この恩恵にあずかれるのです。

あれはどうなるんだこれはどうするんだと言う人もいます。あれもこれもという人がいるからいつまで経っても話がまとまらないんです。先ずは、所得税からと言うことだと思います。

 

自公は過半数割れ、立憲単独で政権は無理。

国民民主党は今の立場を上手く利用して、玉木代表が掲げる政策を自民・公明に邪魔されずに実現してほしいです。

 

※イラストはイラストACからお借りしました