江戸時代に整備された会津若松城下から下野今市に至る街道は、会津側からは「下野街道」、関東側では「会津西街道」と呼ばれました。
交通や流通を担う重要な街道で、大内宿は、背後に大内峠、中山峠を控えていた為、宿泊や休息で利用する人が多く、当初は本陣が設けられていました。
大内宿は、江戸時代の宿駅制度に基づいて蔵れた宿場の形態を良く残す町並みとして、1981年(昭和56年)4月、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されました。
大内宿から県道131号を北に約3km行った所に「大内ダム」があります。
大内ダムは発電を目的としたダムで1988年に完成しました。✽下郷発電所