大光院は、慶長18年(1613)春、徳川家康によって一族の繁栄と始祖新田義重を追善供養するために開かれた浄土宗の寺で、開山には芝増上寺の観智国師の門弟で四哲の一人といわれた呑龍上人が迎えられました。
上人は、弘治2年(1556)4月、武蔵国埼玉郡一の割村(埼玉県春日部市)に生まれ、元和9年(1623)8月9日、大光院で入寂した名僧です。
大光院に入山した上人は、看経・講義・説法などに力を尽くしたため、上人の徳を慕う学僧が大光院には多数集まり、周辺農民も上人の教えを受け入れたので、寺運は栄えました。一方、乱世後の人心は乱れ、天災等の影響で生活は困難を極めていたため、捨て子や間引きなどの非道が横行していました。上人は、その非道を憂い、捨て子や貧しい人々の子供を弟子という名目で寺に受け入れ、寺の費用で養育いたしました。このため、「子育て呑龍」と呼ばれ、今に篤い信仰を集めております。
太田市HPより
「子育て呑龍」として広く世に知られる大光院は、「呑龍さま」と呼ばれて人々に親しまれています。
呑竜さまにお参りした後、近くにある「呑龍まんじゅうの山田屋」さんで焼きまんじゅうを購入し、帰りました。
店舗名 (有)元祖呑龍山田屋本店
所在地 〒373-0027 群馬県太田市金山町13-1