山背(やませ)

山背(やませ)とは?

6月~8月ごろ、北海道、東北、関東などでふく北東の風のことを山背と言います。この風は、冷たい親潮の上をふいてくるので、冷たくてしめった風となり、冷害をもたらすことがあります。特に、田んぼで育てるイネにとっては、穂(ほ)が出たり開花したりする大切な時期なので、山背によって気温の低い日が続くと、大きな被害(ひがい)が出てしまいます。昔から「冷害風」とか「餓死風(がしふう)」と呼ばれて恐れられている風です。

気象庁「はれるんライブラリー」より

 

東北の太平洋側を中心にこうした冷夏をもたらしてきたのが「やませ」と呼ばれる、オホーツク海高気圧から吹き出す冷たい北東の風です。

1993年、「やませ」の影響を強く受け、店頭にコメが無くなる「米不足」になったことを覚えています。

今年の関東地方は、近年と比べて猛暑日が少ないかな?と感じています(個人の意見)。

東北放送のニュースで、『かつては冷害もたらした「やませ」が、むしろそれまでの厳しい暑さを和らげてくれる「天然のクーラー」として作用している』と伝えていました。

 

今日は、熊本で40.3℃を観測したそうです。

余震も続いているし、水道・電気も使えない上にこの暑さなんて……

こんな時に家を留守にするのは勇気がいることだと思いますが、身の安全を第一に考えて避難などしてほしいです。

 

 

*イラストはイラストACからお借りしました