優先されるべきは…

テレビでは、外出自粛や営業に制限が掛かれば生活できないと不安をまき散らし、人が出歩いていると医療がひっ迫し助かる命も助けられないと医者が話しています。

新型コロナのことだけ考えて自粛自粛と逃げてかくれていても終わらないです。

「高齢者を守ろう」はいい言葉ですが、命が大事なのは何も高齢者だけではない。高齢者をないがしろにするのではありませんが、現在のコロナ死亡とされている年齢は、入浴時の事故や他の病気で亡くなる場合と同じではないでしょうか。今までも病気や事故で救えない命はたくさんあったはずです。医師会、政治家はどうしてコロナだけ特別にするのか本当にわからない。

命のこと、将来のことを考えれば優先されるべきは現役世代や若い人、子どもたちです。

2040年、団塊世代ジュニアが高齢者となり、日本の人口構成(予測)は、人口の2.8人に1人が65歳以上、5.0人に1人が75歳以上で、高齢者と生産年齢人口の比率は1対1.5となります。つまり、1人ないし2人の青年・壮年・中年が1人の65歳以上の高齢者を支えていく社会です。

若者は不安を抱えています。明るい未来は想像もできない状況です。

日本の老人医療の在り方を見直さなければ大変はことになります。声を大にしてこのことを叫んでくれる政治家はいないものだろうか。

子育て支援は大切ですが、お金を配るだけが支援ではありません。現役世代の所得を増やし社会を強くし、同時に「生きること・死ぬこと」についても教育が必要だと思います。今は「人として死ぬこと」が難しくなっています。